SOFLAⅡi

SOFLAⅡは、SOFLAⅡiをサーバーモジュールとして、
システム要件に合わせて機能強化できるよう製品を取り揃えています。

SOFLAⅡi

Solution General View
Standard function

グリッド

SOFLAⅡiのグリッドは、縦横スクロールするコンポーネントで、大量情報の表示が可能です。
ただ表示するだけでなく、グリッドカスタマイズ表示(列移動、ソート表示、列固定、列非表示)、 グリッド直接入力、グリッドへの貼り付け、グリッドからのExcel出力・CSV出力も行えます。

カスタマイズ表示機能

カスタマイズ表示機能は、グリッド閲覧者がグリッドの表示内容を自由にカスタマイズすることができます。
カスタマイズできる内容は、列移動、ソート表示、列固定、列非表示です。
カスタマイズした内容はそのパソコンに保管されますので、毎回カスタマイズ作業をする必要はありません。
またこの機能はScreenGeneratorの機能となりますので、個々の表示内容に合わせたプログラムを準備することはありません。
※但し、画面修正が行われた場合、カスタム内容が初期化されます。

列の移動

列の昇順

列の降順

列の固定

列の非表示

Excel、CSV出力

グリッドの内容はExcelやCSVにタイトルの印字を含めて出力ができます。
グリッド内容をカスタマイズした内容のままでも出力が行えます。
この機能により基幹システムのデータをExcel出力し社内管理資料を素早く作成したり、 CSV出力し他システムとの連携に利用することができます。

グリッド項目の背景色

グリッド項目の背景色は、データの内容によってプログラムで指定し色表示を行うことができます。
視覚的に情報のステータスや状況などを把握しやすくなります。

※システムで扱う色は、設定ファイル(config)内で設定

タイトル行の文言可変

基本的にグリッドタイトルは画面レイアウト作成時に設定ができますが、 画面のような月別の推移照会など抽出範囲によってグリッド項目タイトルをプログラムで「1月度」「2月度」「3月度」・・・で表示したり、 「4月度」「5月度」「6月度」と表示したりとタイトルを可変で表示が可能です。

分割表示

大量のデータを一度に表示させると、データの読み込みとグリッドへの表示に時間を要します。
その場合は「分割表示(追加送信)」という機能があります。
「分割表示」を行えば表示指示のボタンを押した後、すぐに最初の100件が表示されます。
その表示されているグリッド内容の最下部までスライドしPageDownキーを押したり、 マウス操作すれば更に100件が追加表示されます。
このように100件ずつ分割で表示させる機能で、グリッド閲覧者は大量件数の表示でもストレス無く閲覧が可能となります。

グリッド入力・グリッド貼り付け

グリッドは照会のような表示だけでなく、グリッドに直接入力もできます。
入力された内容よりデータベースへの登録・更新が可能です。
入力だけでなくExcelからデータの貼り付けをすることもできます。
例えば、単価変更時に事前にExcelを作成しておきシステムでの登録時にExcelから貼り付けを行うだけで作業効率よく登録業務が行えます。

スクロールパネル

スクロールパネルでは1行に見える範囲で項目を全て載せることができます。
通常の平画面項目とグリッドを併せ持った機能となります。
スクロールパネルを利用すれば、画面に表示されている範囲内で明細の全項目の把握ができます。

【活用事例】
取引先との取引で発生する伝票明細の入力
例:受注入力、売上入力、発注入力など。

フィールドイグジット

フィールドイグジット機能は、入力項目を入力しカーソルが次の入力項目へ移ったタイミングで処理を実行する機能です。
画面項目全てを入力してからでは無く、各入力項目の入力タイミングで名称取得やコードチェックや計算などがリアルにできる機能の為、 入力エラー情報の早期の把握ができ、入力効率が向上します。

例① コード入力後に名称取得

得意先コードを入力。
TabキーやEnterキーを押すと、カーソルが次の入力フィールドに移るタイミングで、 得意先のコードチェックを行い、得意先名称を取得しています。

例② 単価入力後に金額計算

数量と単価を入力し、金額を決定するような画面で、左図は販売単価を入力しフィールドイグジット処理で、金額計算をしています。
この場合、数量入力欄でのフィールドイグジットでも同様に金額計算をさせています。

自由にレイアウトできる帳票設計機能

帳票設計機能

帳票レイアウトは、ScreenDesignerでレイアウト作成を行います。ScreenDesignerでの帳票レイアウト作成では、 PRTFのようにロジックを組んでコンパイルをし作成するのではなく、パソコン上での操作だけでレイアウトイメージを実際に見ながら自由に設計ができます。
複写伝票もA4サイズ以外でも設計が可能です。専用伝票や請求書などの複写用紙で出力したい場合、 Windowsのプリンタードライバーで印刷もできますし、ドットプリンタにも対応しています。
また、画像情報と連携させることもでき、社印、担当者印、会社ロゴの印字も可能です。

運用にあわせて利用ユーザーが選択できるプレビュー機能・PDF出力機能

帳票の出力機能として「プレビュー機能」、「ダイレクト印刷機能」、「PDF出力機能」があります。
出力時にプレビュー区分を設定することで、業務に合わせて機能を使い分けすることができます。
PDF出力では、指定の保管場所に保管できます。ファイルの保管場所、ファイル名まで固定化させることが可能です。

プレビュー画面からは、任意で印刷またはPDF出力を選択することが可能です。

RecvDataServer

RecvDataServerとは、SOFLAⅡi用の集中印刷機能をもった常駐レポートサーバーです。
通常のSOFLAの帳票では、指示を行ったクライアントに対して印刷データを送信し、各クライアント毎に印刷を行いますが、 常駐レポートサーバーを使用すると印刷データを1箇所でまとめて処理することができます。
また、ScreenGenerator側は印刷処理を待つ必要がなくなるので印刷指示を行い、印刷中は別の画面の入力を行うといったことが可能になります。

① 各クライアントのScreenGeneratorから印刷指示を行います。
② 各画面プログラムから呼ばれた常駐用印刷プログラムがデータQに印刷データを作成します。
③ PCサーバーにあるRecvDataServerがデータQから印刷データを受け取り、印刷を行います。

ここがPOINT帳票印刷スピード向上

RecvDataServerでは、帳票印刷のレスポンスが格段にアップします。 帯域128kbpsの低速度環境で、合計10,000ページ(約1.4MB)の帳票出力を行い、出力時間を計測したところ、約21分という短時間での出力が完了した実績があります。

画面メッセージ

システム画面で入力内容のエラーメッセージや警告メッセージなど、使用者に伝えるメッセージを表示する方法として 「画面下表示」「リスト表示」の2種類の方法があります。

バーコード印刷オプション

帳票にバーコードを印字することができます。
例えば、入荷時に商品情報が含まれたバーコード付きの商品ラベルを印字・貼り付けしておけば、出荷時に商品バーコードの印字された出荷リストを印刷し、 ハンディターミナルで出荷リストと商品ラベルのバーコードをこすることで出荷ミスを抑えるといった運用などで扱えます。
また扱えるバーコードの種類には、「JANコード」「EANコード」「UPC-A」「UPC-E」「NW-7(CODABAR)」「CODE-39」「 CODE-93」「 CODE-128」「EAN-128」 「CTF(Code,Industrial)」「IATA」「MATRIX」「COOP(COOP,NEC)」「ITF(Interleaved)」 「カスタマーバーコード」があります。

アプリ連携機能

SOFLAⅡiでは、外部アプリ設定機能でボタンの設定をすると、外部アプリケーションを簡単に呼び出すことができます。
例えば、業務運用で使用しているOfficeファイル(Excel,Wordなど)やマニュアル等のPDFファイルをボタン押下で起動することができます。 また、WEBサイトと連携して、地図サイトの地図情報や運送業者の追跡サイトとの情報連携も容易に行えます。
外部アプリ設定機能を活用することで、業務効率のアップが図れます。

コンボボックス機能

■コンボボックス 画面で使用できる入力項目の種類としてコンボボックスがあります。
コンボボックスはリスト形式で候補から1つを選択するオブジェクトです。 コンボボックスの内訳は、ScreenDesignerで予め設定しておく定型コンボボックスと、 内訳をデータベースから取得する可変コンボボックスがあります。 この可変コンボボックスだと同じコンボボックスでも、状況に応じて内訳を可変にすることが可能です。

定型コンボボックス

内訳をデザイナーで設定

増減のないような区分での設定

可変コンボボックス

内訳をプログラムで設定

内容の増減で内訳を可変

Option

グラフ連携機能

グリッドからExcelに出力してグラフ生成したり、サーバーからデータをダウンロードしExcelに張り付けたあとグラフ生成したりする必要なく、 IBM i に格納されたデータベースの情報を、リアルタイムにScreenGeneratorで表現できます。
グラフ表示された内容は、そのまま直接印刷したり、bmp形式での保存も行え、社内での会議資料などにも扱えます。

◆グラフの種類

画像連携機能

画像連携機能は、画像を画面に表示させたり帳票に印字させたりするだけでなく、画像をSOFLAⅡiの画面上にドラッグ&ドロップで貼り付け、 ファンクションや実行ボタンなどのアクションを起こしたタイミングで、画像を所定の場所に保存ができる機能です。
保存先はパソコン本体でも、ネットワーク経由のPCサーバーでも可能です。
例えば、商品画像を商品マスタメンテナンス画面で取込み、商品一覧表や商品在庫照会などで、画像を表示させることが可能です。
使用できる画像の種類は、jpg、bmp、png、tif、gifが扱えます。

HTML自動変換ツールWebAccessPlus

SOFLAⅡiに「WebAccessPlus」を追加すると、SOFLAⅡの通信電文が自動的にHTMLに変換されインターネットブラウザで利用できるようになります。 JAVAやCGIを使わず、簡単にWEBアプリケーションへ拡張できます。
帳票はPDFに変換して表示・保存等を行います。

WebAccessPlusのしくみ

クラウド環境でScreenGeneratorを動作させるCloudGenerator

SOFLAⅡiに「CloudGenerator」を追加すると、クラウド環境で「ScreenGenerator」を動作できます。
これにより、SOFLAソリューションを社内と同じ環境で利用することが可能です。
もちろん帳票出力などの機能も同様に利用できます。

CloudGeneratorのしくみ

"CloudGenerator" と "WebAccessPlus" の ちがい?

CloudGenerator

CloudGeneratorは、ScreenGeneratorをインターネット経由でそのまま動作させるオプション。
社外でScreenGeneratorが利用できる。SOFLAⅡiの操作性そのまま。

※利用端末はWindows OSであることが前提です。

WebAccessPlus

WebAccessPlusは、SOFLAⅡの通信電文を自動的にHTML変換してインターネットブラウザで動作させるオプション。
操作性はWEB環境に依存する。

細かな権限設定が可能セキュリティパック

●Excel出力などオペレーション権限を設定可能
●操作ログ監視によるセキュリティ向上
Security Packは、SOFLAⅡiのシステムにユーザー権限やログ監視などの機能を付加し更なる安全性と機密性を強化できるオプションです。
Security Packを導入することで、SOFLAⅡiに標準で実装されているデータの出力機能に制限を設定できます。
また、ユーザー権限ごとにオペレーションを制限したり、操作ログを取得することも可能です。 操作ログを取得し、追跡することで不正な操作を監視できると共に、万が一の事態にも被害の特定ができるようになります。
このように設定を付加することで、セキュリティ性の高いシステムが構築できます。

セキュリティマスタ画面を作成することで、様々な制御が行えるようになります。
※上記画面は作成事例です。

●セキュリティパックを使用し制限できる項目

  • ●システム
    • Print Screen
  • ●画面
    • 画面印刷
    • 編集(切り取り、コピー、貼付け)
    • グリッドExcel出力
    • グリッドCSV出力
    • グラフ印刷※オプション
    • グラフ保存※オプション
  • ●帳票
    • 画面印刷
    • 編集(切り取り、コピー、貼付け)
    • グリッドExcel出力
    • グリッドCSV出力
    • グラフ印刷※オプション
    • グラフ保存※オプション

  • 操作情報
  • 実行ジョブ情報(プログラムID・画面ID等)
  • 端末情報(IPアドレス・ネットワーク名等)
  • 日付
  • 時間

※セキュリティパックは、ScreenGeneratorに機能制限を付加するオプションです。
実際の導入には、プログラムの組み込みが必要です。

IBMiと無線ハンディをダイレクト接続ハンディアクセスツール

■機能概要

  • GUIでハンディの画面設計が可能
  • 入力フィールドではキー制御情報の設定可能
  • サイズ調整は数値入力でも設定可能

HandyAccessToolは、IBMiと無線ハンディターミナルをダイレクトに接続できるオプションです。
ハンディ内に動的に画面を構築する画面生成プログラム「BTGenerator」を導入し、IBMiより画面情報を送信する仕組みで動作します。 通常、処理ロジックはC言語などでの開発が必要でしたが、SOFLAⅡiではサーバー側のプログラム言語であるRPG・COBOL、SOFLA AGで開発することが可能です。

開発・構築・保守コストを大幅削減

●IBMiとハンディをダイレクトに接続
●プログラム開発はサーバー側のRPG・COBOL、SOFLA AGで開発可能
●GUI画面で設計できるデザイン

ハンディ画面に特化した専用ツール画面設計ツール

画面設計は、対応機種毎に専用の設計ツールを準備しています。
設計画面もGUI画面なので位置合わせやフォントの大きさなど直感的に操作可能です。

画面設計で面倒な位置あわせなどは、専用の画面設計ツールで行います。
GUI画面を見ながら簡単に画面の設計ができますので、開発効率が格段に向上します。

中継サーバーが必要ないシンプルなシステム構成

QRコード印刷オプション

■SOFLAⅡi QRコード印刷設定画面 SOFLA QRコード印刷オプションを導入するとScreenDesignerにQRコード作成ボタンが追加されます。 QRコードはプログラムでは通常の入出力フィールドとして処理できますので、 指定した項目に印字したいデータを転送することで帳票出力時に自動的にQRコードを生成し印字します。

「自分専用の帳票」を作成マイリスト

マイリストデザイナーでは、ユーザーオリジナルの帳票を作成することができます。 SOFLAⅡiのマイリストデザイナーで、基本の帳票からユーザーが必要な情報だけを表示させ様々なパターンの帳票に編集することが可能です。
例えば、左図のように「担当者別売上日報」で当日と当月の純売上(金額)・売上予算、達成率だけを大きく表示させたり、当月のデータだけを表示し、 文字色を変えて見やすく編集できます。帳票の題名も変更可能ですので「担当者別売上日報→担当者別売上月報」に変更しました。

例えば、売上データから伝票を発行する場合、 各社の伝票に必要な項目や伝票のパターン等を伝票パターンテーブルに登録し、 伝票発行する際にそのパターンを呼び出して発行処理します。
※各社の専用伝票の位置合わせを行うだけで、伝票発行プログラムの変更は必要ありません。

専用伝票もプログラムの変更なく対応専用伝票

取引先ごとに異なる伝票発行もプログラムの変更なく簡単に対応できます。マイリストデザイナーでは、スキャナで取り込んだ伝票イメージに合わせて、 配置したい項目をオブジェクト一覧から選択し画面上でレイアウトするだけ。文字サイズやフォント指定もプロパティから行えます。

「自分専用の画面」を作成カスタマイズ画面

マイコンピュータデザイナーでは、ユーザーオリジナルの画面を作成することができます。 システムにおいて、ユーザーの要望を100%実現することは非常に困難です。表示内容ひとつとっても、部署や人によって必要な情報は異なります。 SOFLAⅡiのマイコンピュータデザイナーで、必要な情報を表示した基本画面を作成すると、 後はユーザー毎に必要な項目だけを選び「自分専用の画面」に編集することができます。
もちろんプログラム開発は必要ありません。

カスタマイズしたい画面でメニューよりマイコンピュータカスタマイズを選択するとデザイナーが立ち上がり、カスタマイズできる画面に遷移します。
項目の移動や追加、不要なフィールドの非表示、文字の設定変更など、画面を見ながら直感的に操作できます。

ここがPOINTSOFLAⅡiの描画技術

SOFLAⅡiは、サーバーから受けた情報をScreenGeneratorで動的に描画します。画面exeではありません。 この描画技術により、ユーザー毎のカスタマイズ画面の作成が可能になりました。

SOFLA-SSL

SOFLAⅡiでは「SOFLA-SSL」というオプション機能があり、クライアントのScreenGeneratorと基幹サーバーとの間の通信を暗号化することで、もしその通信情報を盗み見ることが出来たとしても内容を暗号化することにより、第3者が把握できない仕組みになっています。
コンピュータウィルスに感染しにくい堅牢なデータベースを持つIBM i サーバーと、SOFLAⅡiの「SOFLA-SSL」による暗号化された通信によりセキュリティの強化されたシステム構築が可能となります。

Trial version application

SOFLAⅡiの体験が行えます。
体験版に興味のある方は、体験版利用申込を行ってください。

【ログインアカウントをお持ちでない方】

1、体験版利用申込

2、申込完了通知メール受信

3、運営側にて申込内容確認・メンバーアカウント発行

4、アカウント発行通知メール受信

5、体験版ご利用開始

【ログインアカウントをお持ちの方】
SOFLA Development Method
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