SOFLA TECHNOLOGY



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Screen Generator

Screen Generatorとは、 3Tier思想のもとハードウェアの特異な制御部分をツール化し、
Thinクライアントのオペレーション環境を実現したクライアントモジュールです。

ホストコード(EBCDIC)とパソコンコード(Unicode)を変換する文字コード自動変換技術

IBMiを利用する上で課題となるのが「文字コードの違い」です。IBMiは、EBCDICコードで動作しており、Windowsクライアントで操作するには文字コードの変換が必要です。SOFLAⅡiでは、この文字コードの変換をクライアントモジュールである「Screen Generator」が行っています。
サーバー側ではなく、クライアント側で文字変換を行うことで、ホストコード(EBCDIC)とパソコンコード(Unicode)を変換し、画面に表示させています。入力されたパソコンコードもクライアント側でホストコードに変換し、サーバーに通信していますので、サーバー側での負荷がなくなり情報量が多い多彩な画面でもハイレスポンスで動作します。
また、EBCDICコード特有の2バイト文字制御コード(Si,So)もScreen Generatorが自動的に付加しています。

“Windows OS”のバージョンに依存しないシステム実行環境

企業のシステムを構築・運用する上で課題となるのが、「頻繁にバージョンアップが繰り返されるWindows環境」です。
バージョンアップのたびに発生するシステム修正や端末の入替え。これにかかるコストや時間は無駄でしかありません。SOFLAⅡiでは、SOFLAⅡiの開発手法である「3Tier Model」により、クライアント側のOS環境の違いは全てScreen Generatorが吸収しています。そのため、Windows OSのバージョンに依存しないシステム構築ができます。
これにより、長く安定した企業の基幹システムの運用が可能になります。

運用POINT クライアント側の面倒な“インストール不要”

Screen Generatorはこれだけの高機能でありながら、パソコンにインストールする必要はありません。
「Screen Generator.exe」をパソコン上にコピーするだけですぐに利用可能です。
故障による急なパソコンの入替、まとまったパソコンの入替でもセットアップに時間を要することはありません。
また、遠隔拠点での導入も簡単に行え、運用管理も容易です。

運用POINT クライアントモジュールの自動バージョン管理

SOFLAⅡiでは、FTPサーバーを利用して、クライアント環境(Screen Generator等)を自動配信・自動バージョンアップすることができます。これにより、インストール時の漏れや、バージョンアップのたびにセットアップを行う必要がなくなります。また、ツールの情報だけでなく、各設定情報もFTPサーバーを利用して配信することが可能です。各端末に初期情報のみ配布すれば自動的に環境を構築し、最新バージョンがあれば自動的にダウンロードしますので全てのクライアントを常に最新バージョンの環境に保てます。